林 友子 / Yuko Hayashi
「土 do」の部屋の床の間には、林友子のコミッションワークが設えられています。
楽土庵の工事が始まる前、林自らこの地を訪れ、敷地内から土を採取しました。
その土を使って、林が感じ取ったこの土地の空気を表現する作品を制作。
「土」の部屋でのみ体験できる作品となりました。
林 友子
女子美術大学産業デザイン科工芸専攻卒業。
ディスプレイ会社勤務後、家業の高田屋にて木工制作を始める。
東京藝術大学・田口安男教授に、西洋古典金箔技法の指導を受ける。
その後、左官材 (色土、砂、ワラ )、箔、木地等を使い、額縁の表現に独学で取り組み始める。
現在は額縁の解釈を「く くる」ものと広げ、箱や花入れの制作等も発表。