金 京徳 / Kim Kyungduk
韓国から富山県南砺市に移り住んで20年余り。金京德(キム・キュンドゥック)は、韓国で学んだ高麗〜李朝時代のさまざまな陶芸の技法と、今住んでいる南砺の土地の風土を融合させた作品づくりをしています。
粉青砂器(ふんせいさき)、白磁、青磁など、韓国の先祖が受け継いできた技法を尊重しながら、「自分にしかできない表現」を目指しています。
楽土庵では、金の代表作である白磁の月壺(ゲッコ)をはじめ、客室やレストラン用にオリジナルの器を作っていただきました。
金 京徳
1970年大韓民国忠清南道に生まれる。
陶芸家の兄・金京先に学び、韓国 利川、驪州にてろくろ師として活動。
1998年に来日し、富山県南砺市に窯を築く。
2002年、日本国 衆議院議長公邸に「粉青沙器 抽象紋瓶」を献上
2004~14年、大韓民国 聞慶市国際陶芸展にて海外招待作家として参加。
東京、大阪、金沢、富山にて個展・グループ展多数開催。
現在 地元南砺市の土や故郷韓国の土を使い、韓国の伝統的な技法を受け継ぎながら独自の作風を日々目指している。