オーレ・ヴァンシャー / Ole Wanscher

家具デザインにおいてオーレ・ヴァンシャーが追求してきたのは、軽快で優美なフォルムと言えます。
エレガントにカーブを描き、流れるように前脚と一体になるアームを持つ椅子がたびたびデザインされています。その一例が「コロニアルチェア」です。
クラシックさとモダンさを兼ね備えた、オーレ・ヴァンシャーの代表作といえるアームチェアでおくつろぎ下さい。

オーレ・ヴァンシャー
1903年コペンハーゲン生まれ。
王立芸術アカデミーで師事したコ-ア・クリントの事務所で、1924年から27年まで仕事をし、その後家具デザイナーとして独立します。
また、コーア・クリントの後継者として王立芸術アカデミーの主任教授に就任し、デザイナー教育にも力を注いでいます。
オーレ・ヴァンシャーの代表作のほとんどが、1940年から1950年代前半にかけて発表されています。
機械生産が可能な、高品質の家具が求めらる中この課題に真っ向から取り組み、数々の製品をデザインしていったのです。
また、欧州各国、エジプトを旅行し各地で家具デザインを研究し、そこで得たインスピレーションを家具デザインにいかしています。
さらに、「家具の歴史概要」(1941年)、 「家具の美学」(1985年)をはじめ数多くの家具に関する書物も執筆しています。

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