森 つくし / Tsukushi Mori

北海道に生まれ、金沢で陶芸を学んだのち、富山の風土に出合って、この地を作品作りの場に選んだ陶芸家・森つくし。
彼女の代表作の一つと言ってよい「膨朱(ふくらむあか)」シリーズの印象的なプロポーションは、ろくろでは表現できない形のため、手びねりと組み合わせています。
赤土に紅がらを薄く塗った独特の色合いとあわさって、どこか古代の呪具を想起させるような原始的な力があります。
一方でそのラインはとても優美で、素朴さと洗練が絶妙なバランスで同居しています。

森 つくし
北海道札幌市生まれ。札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科専攻科修了後、金沢卯辰山工芸工房で陶芸を学ぶ。
2009年 個展(ART WORK STUDIO AN/高岡)
2010年 「日常にアートを」(ギャラリー門馬/札幌)
2016年 「とやまクラフト ~ 未来をつなぐクラフト展 ~ 」(富山県民会館/富山) 
2017年 「片口とその周辺 うつわ」(山椒/弟子屈、GRIS/札幌)
2018年 春の山椒展・特別企画「森つくし 器展」(山椒/弟子屈)
      「大野屋 とこなつのうつわ展」(山町ヴァレー/高岡、樫亭/南砺) 
現在、富山県南砺市にて制作

私たちがより良い情報を提供できるように、プライバシーポリシーに基づいたCookieの取得と利用に同意をお願いいたします。