手打ちおりんの音色に耳を傾け、人気クラフト「すずがみ」作りを体験
散居村の「アズマダチ」が東を向いている理由の一つは、浄土があるとされる西側を背に仏壇が置かれ、玄関が東を向いたことによると言われています。また、アズマダチ家屋が大きいのは、僧侶を招いた法話や法要を開いて、講(こう)と呼ばれるコミュニティのメンバーを招き収容するためでした。
こうした仏教信仰と結びついて、この地域では仏具の製造が盛んになりました。シマタニ昇龍工房は、1909年の創業以来、仏壇用のけいす(おりん)を専門に製造している工房です。金槌による手打ちでおりんを作れる職人は全国で10人以下と言われており、4代目の島谷好徳(よしのり)さんはその中でも形だけでなく、音も整えられる数少ない職人の一人です。心を穏やかにするその音は、まさにサウンドヒーリング。
工房を見学しながら、島谷さん本人による技法の解説や、錫でできたおり紙のようなお皿「すずがみ」作りの体験もできます。
参加人数 | 2~6名 |
所要時間 | 2時間 |
参加費(税込) | 7,000円/人 |
申し込み締切 | 7日前まで |
場所 | 富山県高岡市千石町4-2(楽土庵より車で約30分) |
*日曜・祝日及び工房側の都合により実施できない日がございます。予約時に確認をお願いします。 *ご自身で作った「すずがみ(13cm)」はお持ち帰りできます。 | |
*タクシー/貸切バス、日本語・英語・中国語ガイドなどの手配も可能です。 |